もしこんな状況なら、この記事は役に立つと思います。
「客先常駐って実際どうなの?」
「未経験からエンジニアになったらどんな働き方?」
👉 こういう疑問を持っている人は多いと思います。
自分もまさにそうでした。
正直に言うと、
客先常駐はかなりきつい働き方だと感じました。
実際に私は、6つの現場で約8年ほど客先常駐を経験してきました。
その実体験をもとに、感じたことをまとめています。
客先常駐、正直かなりきつかったです
特にきつかったのはこの3つです。
・毎回ゼロからスタートするきつさ
・現場ガチャ
・帰属意識が持ちづらい環境
この記事では、実体験ベースでその理由をまとめています。
まず前提として、「客先常駐って何?」という人もいると思うので、簡単に説明しておきます。
客先常駐の働き方の仕組み
実は客先常駐は、一般的な会社員の働き方とは少し違います。
簡単に言うと、
・自分の会社に所属しながら
・別の会社の現場で働くスタイル
になります。
いわゆるSES(システムエンジニアリングサービス)と呼ばれる働き方です。
どうやって配属されるのか
流れはだいたいこんな感じです。
・自社(SES会社)に所属
・案件にアサインされる
・客先(プロジェクト)に配属される
・その現場で業務を行う
未経験の場合は、いきなり現場に行くというより、まず営業や担当者と話をして、どんな方向性で案件に入るかを決めることが多いです。
例えば、
・インフラか開発どちらをやるか
・どのレベルの案件からスタートするか
・通勤や条件面の希望
などをすり合わせた上で、案件にアサインされます。
👉いわゆる「営業とキャリア相談して決まる」イメージです。
(ただ、会社によって流れは多少違います。)
ここまでで客先常駐のイメージは掴めたと思うので、ここから本題の「つらかった理由」について書いていきます。
毎回ゼロからスタートするきつさ
未経験で入ったときのリアル
未経験で客先常駐に入る場合、正直かなり不安な状態からスタートします。
自分もそうでしたが、
「何も分からない状態で現場に入る」というのは想像以上に緊張します。
日の流れはこんな感じ
初日はだいたいこんな流れでした。
・現場へ行く(到着後、担当者が迎えに来ることが多い)
・チームリーダーへ挨拶
・各メンバーへ簡単に挨拶
・自社の先輩からチームの役割説明
・PCのセットアップ(セキュリティ的に持ち込み不可が多い)
・資料の場所やルールの説明
・ひたすら資料を読む
・定時で帰る
正直な感想
正直この時点では、
👉 「で、自分は何をすればいいんだろう…」
という状態でした。
2日目以降のリアル
その後は、先輩社員から業務のレクチャーを受けながら進めていきます。
最初に任されることが多いのは、
・作業手順書の作成
・環境定義書の修正
など、比較的リスクの低い作業が中心でした。
未経験ならではのきつさ
ただ、ここでも
・用語が分からない
・何を聞けばいいか分からない
という状態になりやすく、
「仕事」よりも「理解すること」にかなりエネルギーを使います。
これが、現場が変わるたびに繰り返されます。
ただし、まったくのゼロというわけではなく、
インフラの基礎知識(ネットワークやサーバの仕組みなど)は次の現場でも活かせるため、少しずつ理解は深まっていきます。
最初は何も分からない状態ですが、経験を重ねることで徐々に慣れていくので、その点は安心して大丈夫です。
現場ガチャ(配属先によって働き方が大きく変わる)
自身が望まないスキル現場への配属
現場によって担当する業務内容も大きく異なります。
未経験の場合、「インフラエンジニアとしてスキルを身につけたい」と考えて入る人が多いと思います。
ただ、実際には自分がやりたい内容とは違う業務に配属されることもあります。
例えば、
・監視業務が中心で、障害対応がメインになる現場
・手順書に沿って作業するだけのオペレーション業務
・ドキュメント修正やチェック作業が中心の業務
私は運がよかったのか、このような経験はありませんでしたが、
同期の中には、約2年間オペレーター業務が中心の現場に配属され、
本来やりたかった設計・構築の業務に携われず、スキル面に不安を感じて転職していった人もいました。
なお前提として、未経験からいきなり設計・構築フェーズに入れるケースは多くありません。
まずは運用や監視などの業務からスタートすることが一般的です。
現場ごとの雰囲気の違い
例えば、
・質問しやすく、丁寧に教えてもらえる現場
・必要最低限のコミュニケーションで業務が進む現場
・忙しさから全体的にピリッとしている現場
など、同じインフラ業務でも空気感はかなり違います。
実際に6現場・約8年働いてみて感じたのは、
余裕のある状態でじっくり教えてもらえる現場は多くないということです。
どの現場でも納期があるため、どうしても業務が優先になりがちで、
教育はその合間で行われることが多い印象でした。
得られるスキルの差
配属前のすり合わせが重要
現場へ配属される際は、自社の営業担当と
「今後どのような方向に進みたいか」をしっかり話しておくことが大切です。
イメージとしてはこんな流れです。
「何も伝えない=完全に運任せになる」これは、事前に知っておいた方がいいと思います。
入社前・配属前にやっておくべきこと
ここまで客先常駐のリアルについて書いてきましたが、
最後に、これから目指す方向けに「事前にやっておくと楽になること」をまとめます。
① 興味のある分野をざっくり決めておく
(将来的にクラウドの構築に関わりたいです(AWSなど))
② 最低限の用語に触れておく
(完全理解でなくてOK。聞いたことある状態で十分)
③ 営業や面談の場で方向性をしっかり伝える
特に③はかなり重要で、
何も伝えない場合は「人が足りない現場」に配属される可能性が高くなります。
最初の配属はある程度運の要素もありますが、
事前の動き次第でミスマッチを減らすことはできます。
これから未経験で挑戦する方は、ぜひこの点を意識してみてください。

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