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【図解】ファイアウォールとは?初心者向けに役割と仕組みをわかりやすく解説

ファイアウォールってよく聞くけど、結局何をしているの?

「通信を守るもの」と聞いても、実際に何をしているのかイメージしづらいですよね。

実はファイアウォールは、必要な通信だけを通して、それ以外の通信をブロックするという、とても重要な役割を担っています。

また、企業のネットワークではWebサーバはインターネットへ公開されていても、DBサーバは公開されていない構成が一般的です。

この記事では、その理由も図を使いながら、できるだけ分かりやすく解説していきます。

  • この記事を読んでわかること

・ファイアウォール(FW)の役割
・なぜファイアウォールが必要なのか
・WebサーバとDBサーバで公開範囲が違う理由
・インフラエンジニアがファイアウォールを意識する場面

目次

ファイアウォールとは?

「ファイアウォールって聞いたことはあるけど、結局何をしているの?」

最初はこんなイメージの方も多いと思います。

ファイアウォールは通信を監視して、必要な通信だけを通すためのセキュリティ機器です。

「セキュリティ機器」と聞くと難しく感じますが、イメージとしては門番だと思ってもらえれば大丈夫です。

例えば、自宅に知らない人が勝手に入ってきたら困りますよね。

だから門番が、

・「この人は入ってOK!」
・「この人はダメ!」

と判断しています。

ファイアウォールも同じように、

・必要な通信は通す
・危険な通信はブロックする

という役割を担っています。

まずはこの2つだけ覚えておけばOKです!

・必要な通信だけを通す
・不要・危険な通信は止める

では実際に、ファイアウォールはどこで通信をチェックしているのでしょうか?

次は図を使いながら見ていきましょう。

ファイアウォールはどこで通信をチェックしているの?

「ファイアウォールはサーバの前に置くだけじゃないの?」

と思う方もいるかもしれません。

実は企業では、複数のファイアウォールを使ってネットワークを分けていることも珍しくありません。

例えばWebサイトへアクセスすると、

皆さんの通信は

インターネット
↓
ファイアウォール
↓
Webサーバ

という順番で届きます。

そして、Webサーバは必要に応じて

・APサーバ
・DBサーバ

へ通信します。

つまり、インターネットから直接DBサーバへ通信することはありません。

下の図は、インターネットからWebサイトへアクセスしたときの通信の流れをシンプルにしたものです。

下のSTEPは、先ほどの図と対応しています。

STEPを読みながら図を見ると、通信の流れがイメージしやすくなりますよ。

STEP
利用者がWebサイトへアクセス

まずは、皆さんがGoogleやYahoo!などのWebサイトへアクセスします。

この時点では、まだWebサーバへ直接通信しているわけではありません。

STEP
ファイアウォールが通信をチェック

ここで、

・許可された通信か?
・危険な通信ではないか?

を確認しています。

問題がなければ、そのまま次のサーバへ進みます。

STEP
Webサーバがリクエストを受け取る

ファイアウォールを通過した通信は、Webサーバへ届きます。

例えばネットショップなら、このWebサーバが最初にアクセスを受け付けます。

STEP
必要に応じてAPサーバ・DBサーバへ通信

Webサーバだけで処理できない場合は、APサーバやDBサーバへ通信します。

例えば、

・ログイン情報
・商品情報
・会員情報

などを取得するときですね。

最後に結果が利用者のブラウザへ返され、画面が表示されます。

ファイアウォールは何を見て通信を判断しているの?

ここまでで、ファイアウォールが通信をチェックしていることは分かりました。

では、ファイアウォールは何を見て「この通信は通してOK」「これはブロックしよう」と判断しているのでしょうか?

実は、主に次のような情報をもとに判断しています。

  • ファイアウォールが確認している主な情報

・通信元IPアドレス(どこから来た通信なのか)
・通信先IPアドレス(どこへ向かう通信なのか)
・ポート番号(どのサービスを利用しようとしているのか)
・通信方式(TCP・UDP)(どのような通信なのか)

その後に、

「少し専門用語が出てきましたが、今は『こんな情報を見ているんだな』くらいで大丈夫です。

これらは今後の記事でも一つずつ詳しく解説していくので、まずは名前だけ覚えておきましょう。」

まとめ

今回は、ファイアウォールの役割と、通信がどのように流れているのかを図を使いながら解説しました。

最初は難しく感じるかもしれませんが、「必要な通信だけを通して、不要な通信はブロックする門番」というイメージを持てれば十分です。

今回の記事で覚えておきたいポイントはこちらです。

スクロールできます
・ファイアウォールは、必要な通信だけを通すセキュリティ機器

・通信はファイアウォールでチェックされてからサーバへ届く

・Webサーバは公開されることが多いが、DBサーバは社内ネットワークに配置されることが多い

・ファイアウォールは、IPアドレスやポート番号などの情報をもとに通信を許可・拒否している

インフラエンジニアとしてネットワーク構成図を見る機会があれば、「この通信はどこを通っているのかな?」という視点を持つだけでも理解がぐっと深まります。

具体的なルール設定例や、どのように通信を許可・拒否するのかについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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