
「Webサーバってよく聞くけど、普通のサーバと何が違うの?」



Webサーバは、インターネット上のWebサイトを表示するために欠かせないサーバです。
- この記事で学べること
・Webサーバの役割
・Webサーバが動く仕組み
・身近なWebサーバの例
・現役SEが実際に行う業務
- この記事の最後には理解度チェック問題を用意しています。
理解度チェックに挑戦して学んだ内容を確認してみましょう。
1. Webサーバとは?
Webサーバとは何か
・Webサーバとは、Webサイトを表示するためのデータを提供するサーバです。
「Webサーバ」という言葉は聞いたことがあっても、「普通のサーバと何が違うの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、私たちが毎日見ているWebサイトは、Webサーバからデータを受け取ることで表示されています。
例えば…
・Googleの検索画面
・Amazonの商品ページ
・ニュースサイト
・企業のホームページ
これらのWebサイトは、Webサーバがページのデータを提供していることで表示されています。
まずは**「Webサーバは、Webサイトを表示するためのデータを提供するサーバ」**と覚えておきましょう。
Webブラウザとの関係
・Webブラウザは「表示する側」、Webサーバは「データを提供する側」です。
Webサーバを理解するには、「Webブラウザ」という言葉も一緒に覚えておきましょう。
Webブラウザとは、Webサイトを表示するためのソフトウェアです。
例えば、次のようなものがあります。
・Google Chrome
・Microsoft Edge
・Safari
・Firefox
あなたがブラウザでURLを入力したり、検索結果をクリックしたりすると、ブラウザがWebサーバへ「このページを表示してください」とリクエストを送ります。
すると、Webサーバがページのデータを返し、ブラウザがそのデータを画面に表示します。
このように、
・Webブラウザ:Webページを表示する
・Webサーバ:Webページのデータを提供する
という役割の違いがあります。
2. Webサーバの役割
Webページが表示される仕組み
・Webサーバは、ブラウザからのリクエストに応じてWebページのデータを提供します。
普段何気なく見ているWebサイトも、実はWebサーバとのやり取りによって表示されています。
例えば、ブラウザでWebサイトを開くと、ブラウザが「このページを表示してください」とWebサーバへリクエストを送ります。


すると、WebサーバがHTMLや画像などのデータを返し、そのデータをもとにブラウザがWebページを表示します。
身近なWebサーバの例
・私たちが普段利用しているWebサイトの多くは、Webサーバによって公開されています。
実は、毎日利用しているさまざまなWebサービスでも、Webサーバが活躍しています。
例えば…
・Google:検索画面や検索結果を表示する
・Amazon・楽天:商品ページを表示する
・ニュースサイト:記事を表示する
・企業のホームページ:会社情報やお問い合わせページを表示する
これらのサービスは、WebサーバがWebページのデータを提供していることで、ブラウザに表示されています。
ただし、商品情報や会員情報などのデータは、Webサーバだけで管理しているわけではありません。
多くのシステムでは、DBサーバと連携して必要なデータを取得し、Webページとして表示しています。
次のLessonでは、この「DBサーバ」の役割について詳しく学んでいきましょう。
3. Webサーバの種類
代表的なWebサーバソフトウェア
・Webサーバにはさまざまな種類がありますが、役割はどれも「Webページを利用者へ届けること」です。
Webサーバと一言でいっても、実際にはさまざまなソフトウェアが使われています。
代表的なものには、次のようなWebサーバがあります。
・Apache HTTP Server
・Nginx(エンジンエックス)
・IIS(Internet Information Services)
それぞれ特徴は異なりますが、どれもWebページを利用者へ届けるという役割は共通しています。
初心者のうちは、まずは**「Webサーバには複数の種類がある」**と覚えておけば十分です。
現場ではどのように使われる?
・企業では、用途や環境に合わせて最適なWebサーバが選ばれています。
Webサーバは、利用するOSやシステムの構成に合わせて選ばれます。
例えば、Windows ServerではIIS、LinuxではApacheやNginxが利用されることが多くあります。
- 現役SEの実務メモ
私がこれまで携わった現場では、金融系システムではLinux環境が採用されているケースを多く見てきました。
そのため、WebサーバにはApacheやNginxが使われていることも多く、設定ファイルの編集やログの確認などを行う場面があります。
一方で、現在担当している案件ではWindows ServerとIISを利用してWebサイトを公開・運用しています。
このように、業界やシステムによって採用される環境は異なります。
4. 現役SEの実際の業務
Webサーバの構築・運用
・インフラエンジニアは、Webサイトを安全かつ安定して公開できるようにWebサーバを構築・運用します。
Webサーバの仕事は、Webサイトのデザインや機能を作ることではありません。
実際にWebサイトの画面やシステムは、開発エンジニアが作成します。
インフラエンジニアは、そのWebサイトを利用者が安心して利用できるよう、Webサーバの設定や運用を担当します。
例えば、次のような作業を行います。
・Webサイトの公開設定
・HTTPS(TLS証明書)の設定
・IISやApacheの設定変更
・Webサーバの監視
・障害発生時のログ調査
- 現役SEの実務メモ
私の担当している現場でも、顧客担当から依頼を受けてWebサイトを追加・公開する作業を行っています。
その際は、サイトが正しく表示されるだけでなく、HTTPS(TLS証明書)の設定漏れがないか、アクセスできるか、設定に問題がないかなどを一つひとつ確認します。
また、公開後も監視を行い、異常が発生した場合にはログを確認して原因を調査することもあります。
利用者が安心してWebサイトを利用できる環境を維持することも、インフラエンジニアの大切な役割です。
Webサイト公開までの流れ
・Webサイトを公開するためには、Webサーバ側でさまざまな設定を行う必要があります。
公開までの流れは、システムによって異なりますが、一例として次のような手順で進めます。
- WebサイトをWebサーバへ追加する
- HTTPS(TLS証明書)の設定を行う
- Webサイトが正しく表示されるか動作確認を行う
- 利用者へ公開し、正常にアクセスできることを確認する
公開後も終わりではありません。
監視ツールやログを確認しながら、問題なく運用できているかを継続的に確認します。
- 現役SEの実務メモ
実際の現場では、公開前に複数人でチェックを行うこともあります。
例えば、TLS証明書の設定漏れやアクセス権限の誤りがあると、利用者がWebサイトを正常に利用できない可能性があります。
そのため、設定内容を確認しながら慎重に公開作業を進めることが大切です。
5. 理解度チェック
Q1
Webサーバの主な役割はどれですか?
A. Webページのデータを利用者へ提供する
B. インターネット回線を提供する
C. パソコンの画面を表示する
回答
A
Webサーバは、HTMLや画像などのデータをブラウザへ送り、Webページを表示する役割を持っています。
Q2
WebブラウザとWebサーバの役割の違いを説明してください。
回答
例:
- Webブラウザ:Webページを表示するソフトウェア
- Webサーバ:Webページのデータを提供するサーバ
ブラウザがリクエストを送り、Webサーバがデータを返すことでWebページが表示されます。
Q3
Webサイトを公開する際、インフラエンジニアはどのような作業を行いますか?
回答
例:
例えば、次のような作業を行います。
- Webサイトの追加・設定
- HTTPS(TLS証明書)の設定
- 動作確認
- 公開後の監視
利用者が安全かつ正常にWebサイトを利用できるようにすることが、インフラエンジニアの大切な役割です。
6. まとめ・関連記事
今日覚えること
・Webサーバは、Webページのデータを提供するサーバ
・Webブラウザからのリクエストに応じて、HTMLや画像などのデータを返している
・インフラエンジニアは、Webサーバの構築・運用や公開作業を担当している
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